9月2日の読売新聞 朝刊「彩人伝2019」にてエポカルの記事が掲載されました。

 

子育てしながら働く環境作りを18年前から行っていたエポカル。

今、働き方革命と叫ばれていますが、女性が活躍できるだけではなく

生活の変化に対応できるよう柔軟な姿勢で取り組んでいる会社です。

 

子どものUV対策に奮闘  UVカットウエア制作「ピーカブー」社長 松成 紀公子さん

【掲載記事全文】

ピーカブーはお母さんたちが育児をしながら製品を作ってきた会社です。子どもや市民の健康を大切にする会社であることを和光市から発信したい」

和光市役所で8月27日に行われた「和光ブランド」の認定審査会で、審査員の鋭い質問にもひるむことなく会社の特色や、主力製品である子ども向けの紫外線(UV)カットのウエアなどについて熱っぽく語った。困難にもめげない性格が今は、地域を牽引する原動力にもなっている。

18年前、1歳の長男が日焼けして病院に行くと、アトピー性皮膚炎と診断された。当時は日焼け対策の育児用品はなく、「ならば自分でUVカットの服を作ろう」と決意した。

UVを反射させる酸化チタン入り繊維を作る会社に交渉しても「個人には売らない」と言われたため、育児仲間で「ピーカブー」(英語で「いないいないばあ」)をすぐに起業。

「子供服はサイズ展開が多すぎる」などと何十社も断られ、電話帳を片っ端から掛けて、やっと縫製会社を探し当てた。

ブランド名を「エポカル(画期的)」と名付けた。会社設立後、UV対策の必要な子が多いことを知り、対策の必要性をネットで発信すると、売り上げは右肩上がりになった。

同社のUVカットの帽子やウエアは酸化チタンが繊維に練り込まれ、洗っても効果が落ちないのが特徴だ。デザインにもこだわった製品は500点にものぼり、日本学校保健会の推薦製品にもなった。

社員は自信を含め女性5人。仕事は子ども同伴でお互いに助け合ってきた。「家族以上の存在かもしれない」とオフィスには笑いが絶えない。

近年はUVカットをうたう商品があふれ、売り上げは頭打ちだ。そこで海外に活路を見いだした。UV対策先進国の豪州は、学校で啓発しており、商機はあると確信する。すでに豪州の検査機関から自社製品のUV防止機能認証を得た。「ここでジャパンブランドを試し、米国にも進出したい」と意気込む。

会社経営の傍ら、今春には市内の話題やおすすめスポット、イベントを紹介する団体「わこうまち探検隊レディース」を結成し、ネットで魅了を発信している。

現在進行中のプロジェクトは、かつて市内の新倉地区で栽培が盛んだった「新倉ゴボウ」を復活させ、市の特産にすることだ。

今春、市民農園を借りて長ゴボウを植えた。秋の収穫を目指し、多数の店舗に新メニュー開発をお願いしており、来年はプロの農家が栽培してくる手はずも整えた。

「地域とかかわることがこんなに面白いとは思わなかった。また新たなチャレンジをしたい」と実業家としてのアイデアが頭の中を巡っている。

 

記者から

結婚前は、銀行の営業担当としてバリバリ働いたという。その突進力、破壊力は今も健在だ。興味が多義にわたり「じっとしていられない」という熱い社長を冷静な4人のスタッフが支え、会社を切り盛りしている。

 

UVケアブランドエポカルの製品はこちらからご覧ください。