UVケア 大人と子ども 同じで大丈夫??
こんにちは エポカル保健室の増田です
まだまだ寒い日が続きますが、
降り注ぐ紫外線量、じわりじわりと増えてきていることにお気づきでしょうか。
(気象庁UVインデックスより http://www.jma.go.jp/jp/uv/)
春の足音が近づくにつれ、気になってくるのが
UVケアですね。
大人と子ども、UVケアの仕方は同じでいいのでしょうか・・
いえ 子どもには子どもの紫外線対策が必要です。
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ポイント①
子どもは大人以上に紫外線対策が大切
ポイント②
日焼け止めクリームは「子ども用」を
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ポイント①の『大人以上に紫外線対策が大切』というのは、「子どもは大人以上に紫外線の影響を受けるから」
です。そしてそれは、体の内的にも外的にも、です。
外的な面では、子どもは大人よりも背が低いため、アスファルトからの反射光(散乱光)による影響が
大きいということがまず言えます。つまり、子どもの紫外線対策は「反射光(散乱光)対策」が大切なのです!!
帽子をかぶっていても、それが季節に合った帽子でなければ目に入る紫外線量は適切に防げませんし、
砂場で遊んでいたりすると、帽子をかぶっていても顔は日焼けします。
・サングラスやクリアグラスの活用が、子どもの目を守ります
・反射光対策は「着て防ぐ」が一番!!
→子どもはたくさん汗をかくので、クリームだと不確実です。また落とす時にこすることで肌への負担は
増してしまいます。
・日焼け止めクリームは子ども用を使いましょう
内的な面では、
1)子どもは細胞分裂が盛んなため、度重なるダメージで修復するときに間違った
修復が行われる可能性が高くなる
2)皮ふを始めとするすべての臓器が未熟なため、ダメージを受けやすい
という点が挙げられます。
・子どもこそ紫外線対策が大切!! なのですね。
ポイント②の「日焼け止めクリームは『子ども用』を」ということですが、
看護師になるときによく言われたのは、「子どもは小さい大人じゃない」ということ。
子どもは小さい大人版ではなくて、生理学が子どもなのです。
ですので、大人の肌質や大人の生理学をもとに作られたものを子どもに使うということは、
それ自体が子どもの体に負担をかけます。
・子ども用の日焼け止めを使いましょう!!
これらのことから、
子どもは大人以上に紫外線対策が必要
子どものための紫外線対策が大切
とのことがわかります。
ということで、子どもだけのケアを心がけてくださいね。
子ども用に「○○ちゃんのお日さまとおともだちボックス」のようなスペースを作り、
お帽子やウエア、子ども用の日焼け止めクリームなどを入れてあげると、
大人のお化粧ポーチ的な感覚で、お子さまも喜ばれるかもしれませんね。
親子で楽しく、そして正しくUVケアしてお出かけしましょう(^-^)
エポカル保健室 増田友美