紫外線の種類
紫外線とは、太陽光の一部で、目に見えません。
目に見えるのは、可視光線。
紫外線には、A波 B波 C波と呼ばれるものがあり、波長の範囲でそれがわけられています。
A波は、314~400ナノメートルまで=UV-A
B波は、280~315ナノメートルまで=UV-B
C波は、100~280ナノメートルまで=UV-C
私たちの住む地上に届き、肌に悪影響を及ぼすのは、A波とB波で、C波は、「厚さ3mmの宇宙服」と呼ばれるオゾン層によって遮られて地上には届きません。
ここで、オゾン層の働きについてお話ししましょう。
オゾン層とは、地上から10~50kmの成層圏と呼ばれる領域に分布するオゾン(O)の層です。これからは、地上の1気圧にこれを集めて圧縮すると足った3mmの厚さしかないもので、このオゾンが、強力なUV-Cを地上に届かないように遮断し、生命を守ってくれています。
UV-Cは、大気層(オゾンなど)で吸収され、地表には、到達しません。
UV-Bは、ほとんどは大気圏(オゾンなど)で吸収されるが、一部は地表へ到達し、皮膚や眼に有害です。日焼けを起こしたり、皮膚がんの原因となります。
UV-Aは、UV-Bほど有害ではありませんが、長時間浴びた場合の健康影響が懸念されています。
UV-A波とは?