料理研究家 森洋子先生
森先生は、エポカルのカタログやWEBサイトなどで、「抗酸化料理やおやつ」のコーディネイトをしてくださっています。
プロフィール
料理研究家。
美術学校卒業後、キッチンスタジオ勤務。
料理研究家有元葉子さんに師事。独立後雑誌やテレビの料理コーナーなどで活躍。
エスニック料理から家庭的なおかず、子どものお弁当まで幅広いジャンルを得意とする。
自身のお子様がマルチアレルギーであったため、子どもたちのアレルギー対策に日々奮闘。
おいしいアレルギー対応食を生み出されてこられた。
妊婦向け食育の仕事も多く手掛けられる。
大の猫好き。
愛玩動物飼養管理士1級。
お料理は昔からされていたのですか?
――懐石料理和食料理人の父と英語を学ぶために宮城の米軍でアメリカの家庭料理作ってい
た母の元に生まれしっかり和食と、こてこてアメリカンカントリーな食事を食べて成長しま
した。幼いころから料理は作っていたのですが、親から習ったことは一度もなく、父が母に
話しているだしの割合等々を耳にしながら自然に覚え、耳と舌と目で覚えて作っていました
ね。料理は好きでもそちらに進む気は一切ありませんでした。
お料理の道に進むキッカケは何ですか?
――美術学校時代に写真や雑誌など紙媒体の世界における独特の被写体としての料理がある
ことを知り、『私がやりたかったのはこれだ!!』と開眼しました。今はなき老舗のキッチン
スタジオに勤務し、たくさんお料理を作る先生の仕事を間近で見る機会を得れたのはラッキー
だったと思います。そこで有元葉子氏との運命の出会いがあり、アシスタントを5年務め独
立しました。独立後は女性誌、料理誌、妊婦雑誌を中心に活動し、気がついたら料理の仕事
について20年を超えていました。自分の料理の根底には、和食は父から、古きよきアメリカ
の家庭料理は母からエスニックとイタリアンの感覚は有元先生から受け継いだものがあると
思っています。
その後お子さんが生まれて今の助産院に来られたのですか?
――実は子供がマルチの食物アレルギーだったことから死に物狂いのアレルギー除去食生活
でした。現在までステロイドは一切使用していません。ほとんどの食品を克服したものの今
も一部の食品の除去生活は継続中です。こういった経験から今も食物アレルギー、妊婦向け、
幼児、食育関係の仕事を多く手がけています。2011年にわこう助産院と不思議なご縁でつな
がり助産婦さん向けにお料理教室を始めたのがきっかけで、アレルギーっこママたち、女性
たち、子供たちのための料理教室を開催しています。現在入院中の産婦さんたちのため、良
いおっぱいのもととなる食事を楽しみながら産後のお母さんのお食事を作っています。
著書
☆「アトピーに負けない森さんちのレシピ」集英社
☆「アレルギーっ子の安心レシピ大百科 」家の光協会(共著)
☆「親子で作る手作りおやつ」グラフ社
☆「いも栗かぼちゃの料理とお菓子」グラフ社
☆「子供パーティー」グラフ社
☆「安産ごはん160」エイ出版
☆「酢でおいしくなるおかず」エイ出版
☆「埼玉石心会病院の入院させない健康献立」主婦の友社(撮影用料理製作、レシピ製作協
力)