ベビーちゃんのお肌ってどんな肌

 

プルプルつやつやぷくぷくの赤ちゃんのお肌。
赤ちゃんのお肌って大人とどう違うのでしょう。

 

赤ちゃんの肌は・・子どもの肌は大人の半分の薄さ!おどろきの薄さですね。成人の皮膚の厚さが約2.1㎜あるのに対して、新生児は約1.2㎜と成人の約半分しかありません。皮膚が薄いということは角質層も薄く、「バリア機能」も大人に比べて未熟であるといえます。保持できる水分量も少ないため、乾燥しやすいのです。

生後3か月頃までは母親のホルモンの影響で、肌は保湿されていますが、皮脂分泌量の変化が大きいのが特徴。

生後約1か月は皮脂分泌が多く、脂漏性湿疹や新生児痤瘡などが出やすくなります。その後~思春期までは皮脂の分泌量は少ない状態が続くので乾燥肌の傾向となります。

水分含有量が高く、みずみずしい肌といえますが、1度トラブルが生じると悪化しやすい側面があります。

メラノサイトが未発達なので、紫外線の影響を非常に受けやすい状態です。

子どもの肌はプルプルつやつやで、何もしなくても自己治癒力が高いように思えます。

けれども今は、新生児期からの肌ケア(保湿)が大人になってからの肌トラブルに

関係するほど大切であることがわかっています。

(国立成育医療研究センター:https://www.ncchd.go.jp/press/2014/topic141001-1.html

 

 

お肌を守るためにパパとママができること

1)清潔

清潔を保つのは、肌ケアの基本です。

ですが、洗いすぎやこすり過ぎには気をつけましょう。

1)保湿 ~塗ったらハグ~

保湿液も、肌トラブルの外用剤も、『塗ったらハグ』がおすすめです。

塗ったものが肌になじみますし、肌から得られた温かい感性が脳に浸透して

安心感がキレイなお肌の秘訣となります。

愛情は、赤ちゃんのお肌を守るための最高のエキスとなるでしょう。

 

2)紫外線対策

保湿以外に大切なのは、幼少期からの継続した紫外線対策です。

これは、子どもの肌が外界からの刺激に弱いことと、紫外線から肌を守るための

メラトニン(色素細胞)が未発達なためです。

乾燥肌の子どもの肌は肌トラブルを起こしやすいので、コツコツと守ってあげること

が長く肌の健康を守ることにつながります。