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UVカットクリームの賢い選び方③ ウォータープルーフ仕様

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今回は、耐水性の日焼け止めクリームについて

 

ウォータープルーフ日焼け止めと紫外線対策

 

ウォータープルーフの日焼け止め、どうして水に落ちないかご存知でしょうか。

裏に記載されている成分表示の中にある

ジメチコノール
ジメチコン
メチコン
シクロメチコン
アモジメチコン
~コポリオール(シリコン系界面活性剤)

など、これらの成分が耐水性仕様の成分です。
シリコンは、その製品の効能を持続させると同時に、皮膚への密着を高める役割をします。

[シリコンとは]

有機ケイ素化合物のポリマー(複数のモノマー:単量体 が結合してできる重合体, 化合物)の
ことで、ケイ素と酸素を反応させてつながったものです。
安定性が高く、また皮膜力も優れているため、溶剤として用いられたり、粉体の表面処理として使われます。
化粧品に多く用いられるのは、製品にはっ水性を与えて長く効果を持たせるのに適しているからです。

[安全性]

基本的に分子量が大きく肌への浸透もしないので、安全性の高い原料とされています。
毛穴などをふさいで毛穴が詰まる、というようなイメージを持たれがちですが、
網目状に形成される化合物であることから、代謝を妨げることはありません。

化粧品以外にも衣料品やベビー用品にも使用されることが多く、安全性の高いものとして
幅広く使われます。

[石鹸で落ちる??]

ウォータープルーフの日焼け止めクリームで「石鹸でも落ちる」と記載されているものがあります。
揮発性のシリコン(シクロジメチコン, トリシロキサンなど)を使用している製品は、
シリコンが時間とともに蒸発するので比較的石鹸でも落ちやすいという認識ですが、
基本的にシリコンは油にも水にも馴染みにくいため、石鹸で落とす場合に
「石鹸を使ってしっかり洗う・こすり落とす」というイメージをもたれたほうが良いかもしれません。
つまり「石鹸で落ちる」と書いてあっても、簡単に落ちることはないことが多いのです。
したがって、2度洗いやこすり洗いをすることになるのですが、これはやっぱり肌への負担を
増やすことになります。

ウォータープルーフの日焼け止めを落とす場合、シリコンを落とすためには同成分のシリコンが
配合されているものが一番落ちやすいとされています。

では植物性オイルではどうなのでしょうか。
これも基本的には落ちにくいとされています。
オイルを使用する場合にも、シリコンオイルやミネラルオイルなど、分子化合物の様式の
近いものがより落ちるとされています。

[落とす際の刺激について]

細かい粒子のメイクなどは、落とす基材の分子量も小さいほうが馴染みがよいため、
オイルクレンジング剤には分子量の小さいものが使用される傾向があります。
低分子のものは若干皮膚に浸透するものがあり、そこでの刺激はあるようです。
ですが、肌は異物を外に出そうとする性質がありますので、
それらをすべて吸収することはありません。
オイルクレンジングでも界面活性剤クレンジングでも、これらを使用することがよくない
というよりも、このクレンジングの落とし残しのあることがよくないのです。

このように見てきますと、シリコン剤そのものが肌などに与える影響は少ないようです。
これを使用した製品の落とし方や落とし残しに、トラブルの原因となるものが潜んでいることが
わかります。

日焼け止め対策は「肌から遠いところから」が基本ですので、
日焼け止め剤の使用は、「出てるところ・覆えないところ」に使用する最後の手技になりますが
正しい認識のもと、適切な使い方をして、お肌を守ってほしいと思うのです。

 

 

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