プルプルつやつやぷくぷくの赤ちゃんのお肌。赤ちゃんのお肌って大人とどう違うのでしょう。
赤ちゃんのお肌について
赤ちゃんの肌は・・大人よりも肌に保持されている水分量が多いため、きれいなはりのハリのある肌に見えます。
ですが、成人の皮膚の厚さが約2.1㎜あるのに対して、新生児は約1.2㎜と成人の約半分しかありません。
驚きの薄さですね。
また皮膚のバリア機能も大人に比べると未熟で外からの刺激を受けやすいですし、皮脂の分泌も不安定で乾燥しやすいそうです。
実は赤ちゃんの肌は、大人が思っている以上にデリケートなのです。
新陳代謝が活発で、小さな傷はすぐに治るというイメージですが、肌質が中性(大人は弱酸性)の赤ちゃんの肌は、雑菌が繁殖しやすく、肌トラブルを起こしやすいのです。
生後3~4ヶ月頃までは、お母さんのホルモンの影響で赤ちゃんの肌は保湿されており、皮脂の分泌も活発、それ以降は思春期まで「乾燥肌」の時期となります。
赤ちゃんの肌はぷるぷるつやつやで、何もしなくても自己治癒力の高いように思えます。
けれども今は、新生児期からの肌ケアが(保湿とUVケア)が大人になってからの肌トラブルに関係するほど大切であることがわかっています※。
(※国立生育医療研究センター:http://www.ncchd.go.jp/press/2014/topic141001-1.html)