子どものための紫外線対策の必要性
赤ちゃんや、こどもたちの紫外線対策について、15年間その必要性をお話し続けてきました。
また、EPOCHAL(エポカル)では、その対策の術として、肌に安全で、安心、そして確実に守ることができる
UVカットウエアという手段をブランドから発信することで行ってきました。
環境省から現在は「紫外線環境保健マニュアル2015」が記され、紫外線によるさまざまな
悪影響とその対応策が記されています!
前回の物よりも、分かりやすく優しく記されています。
なぜ?こどもに「紫外線対策」が必要なのでしょうか?
紫外線は、悪いことばかりではありません。
新陳代謝の促進や、体内時計のリセット、殺菌消毒や
体内でカルシウム代謝に必要なビタミンD生成などへも関係していてよいところもあります。
だた、浴びすぎると人体、特に皮膚や眼にさまざまな悪影響を起こします。
太陽からの紫外線のUVA、UVB、UVCのうち、UVCは地球に到達する前にオゾン層などで遮られ、
人や地上に達しません。
地球上に達するUVA、UVBは、長い間繰り返し浴びると、細胞のDNAを損傷し
ガン=悪性腫瘍の発生などを起こすもとになりますので
幼少児期から太陽とうまく付き合って、「紫外線対策」をすべきなのです。
どんな影響が起こるのでしょうか?
人の皮膚の色素細胞はメラニン色素をつくり、紫外線を吸収して保護作用をしています。
メラニンが多い肌は黒くなり(サンタン)、その保護力によって紫外線に対しても強いのですが、
色白の肌は紫外線によって赤くなり、日焼け(サンバーン)を起こします。
紫外線による急性の反応として、この日焼け、紫外線角膜炎、免疫機能の低下などですが、
慢性的な曝露では皮膚にはしわ、しみ、良性・悪性の腫瘍、眼の白内障などが生じます。
紫外線対策の具体的な方法は?
日本臨床皮膚科医会、日本小児皮膚科学会は、保育園・幼稚園・学校生活における紫外線対策に関する
統一見解を作成して、子どものころからの適切な紫外線対策を示しています。
子どものための紫外線対策協会(http://www.shigaisen.com 紫外線.com)では
紫外線対策5か条を掲げて紫外線対策を呼び掛けています!
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外出時間を考える
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UVクリームの利用
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日陰の利用
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帽子を被る
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UVカットウエアの着用
*紫外線は1日では季節にもよりますが10〜15時頃に線量が強くなります。
夏季の屋外活動はできるだけ朝夕に行い、日中は戸外を避け、影の利用を心がけましょう。
日陰は日向の約50%に紫外線が減るため、「もってある木陰」の日傘などを勧めます。
曇りでも晴天の80%以上の紫外線が通過してく るため注意が必要です。
*帽子のつばが7センチあれば約60%の紫外線をカットできるので、なるべく被るようにしましょう。
体を覆う部分の多い服のほうが紫外線から肌を守ることができます。
*サンスクリーン剤のUVBをカットする強さを示すSPFは、15以上であれば集団生活における
紫外線対策としては十分です。ただし、たっぷりと均一に塗らないと期待通りの効果は得られません。
塗る量は顔ではクリームならパール粒大(7〜8㎜大)、液なら1円玉大を手のひらに取って塗り伸ばし、
同じ量でもう一度重ね塗りしてください。
特に顔の頬、肩、腕、首の後ろ、耳なども、日焼けしやすいところです。
塗り忘れや塗りムラがないように塗ってください。
プールや、水泳の授業などでの対策について
最も肌を露出しているうえ、紫外線の影響を受け易いので、紫外線対策はとても重要です
1.時間を工夫する(紫外線.com参照)
紫外線の強い時間をなるべく避けましょう。
2. 場所を工夫する
室内プールの利用。プールの上に天幕を張るなどして泳ぐ時の紫外線を防ぐのが理想ですが、
プールサイドの日陰(テントやベンチ上の屋根、タオルを被る)を用意すれば、泳がない時の
紫外線から肌を守ることができます。
3. 服で覆う
プール外での体操着の着用や、泳ぐ時に「ラッシュガード」を着用するのも紫外線防御に役立ちます。
4. UVカットクリーム(サンスクリーン剤)を上手に使う
UVカットクリーム(サンスクリーン剤)によるプールの水質汚濁が懸念されていますが、
耐水性サンスクリーン剤を使用すれば、汚濁されないことは今までの研究で明らかになっています。
必要な時にはサンスクリーン剤の使用を許可してもらいましょう。
UVカットクリーム(サンスクリーン剤)塗る時間は、午前中であれば登園前に自宅でしっかり
塗って上げてください!、午後であれば昼休みに塗るようにすると良いと思います。
先生のご協力を頂ければなおよしですね!
上記に記しましたが、紫外線は必ずしも悪いだけのものではありません。
過剰な紫外線防御はお子さんの成長の妨げになることがありますので、肌質や生活に合った
無理のないUV対策をしてほしいと思って、エポカルは紫外線対策用のウエアや帽子、グッズなどを
作っています。